あなたは将棋を指せるか。
最後に指したのはいつか。
周りに将棋が趣味の人はいるか。
私はほぼ毎日指しているが、これが少数派であるという自覚はある。
少なくとも私の周りには、殆ど「将棋指し」は居ないのが現状だ。
今回は私の趣味の一つである「将棋」を、
一体どれくらいの人が「定期的に」指しているのか。
その辺りの事を、少し考察していこうと思う。
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2017年時点における将棋人口
職場調査
今将棋を「定期的に」指している人は、日本にどれ位いるだろうか。
(ここでは、定期的=週に1回以上とする)
私が働いている部署には約80人の人間が居るが、その内男性15人に聴取したところ、
- 定期的に指している 1人 7%
- ルールは分かるが指してない 5人 33%
- 将棋は全く分からない 9人 60%
という結果が出た。
これを元にすると「将棋指し」は80人中2人(私含め)となり、割合的には3%である。
ただし、これは男性のみに限った場合の数値である。
今回は男性にしか聴取していないからこそ②がこれだけ居るのであり、女性も含めれば③の割合が更に増え、①&②の割合が大幅に減る事は明白であろう。
よって、実際には1%台、若しくはそれをも下回るのが実情ではなかろうか。
※将棋番組や将棋雑誌を見ると、最近は女性の参加者が増え~と記載があり、会場が女性で埋まっている映像も見受けられるが、あれは所詮マイノリティーの中の更にマイノリティーがその場に集まっているだけであり、単なる映像マジックである(コミケの映像を見ると沢山の人が映っているが、実際にコミケに足を運んでいるのは極一部の層の中の更に極一部のみである事と同じ)
レジャー白書から見る将棋人口
続いて、公益財団法人日本生産性本部が毎年出版している「レジャー白書」の数値も見てみよう。
将棋人口推移は下記となっている。
2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | |
(万人) | 770 | 660 | 690 | 1270 | 1200 | 830 | 850 | 670 | 850 | 530 | 530 |
ここ5年の平均は、686万人。
しかしながら、私の中ではこの統計の信頼性はイマイチ低い。読み物としては面白いが…
その理由は下記である。
- 1年に1度でも将棋を指せばカウントされる
- 14才以下及び80才以上が省かれている
- 数年毎に調査方法が変わっている
まず①だが、
この条件では、「定期的」とは程遠い。そもそも、1年に数回程度将棋を指した人間をカウントするのは、水増しに近いのではないだろうか。
続いて②、
他の年代に比べて、将棋に触れ覚える機会が多いであろう小学生及び中学1年生~2年生が軒並み除外されている上、昔取った杵柄で将棋を指せそうな80才以上も省かれていては、とても正確な数値とは言えないだろう。
そして③、
途中の年で投票方法が変更になっており、調査方法に一貫性が無い。その所為で2009年~2010年が妙に増えている
よって、総数も前年比も全くあてにならない。
この統計の難しいところは、①で増えた分と②で減った分の差分が、どちらに傾いているのかも全く分からないところだ。
結論
間違いなく言えるのは、
「定期的に将棋を指している実数」は686万人より遥かに少ない
という事だけであろう。
本当の数字は誰にも分からないが、
686万人のうち、週に1度以上将棋を指す人は、1/3も居ないと思われる。
ここでは200万人としよう。
そして、総務省が行った国勢調査によると、2016年の日本の人口は1億2711万人。
この事から、日本に住んでいる老若男女合わせた全人口の中で、
1週間に1度以上将棋を指す「定期的な将棋指し」は、1.57%である。
と、私は結論づけた。
100人に1.6人…多いような少ないような…まあ、こんなところか。
私はこの数値で概ね納得したが、違う意見もあると思う。
各位それぞれで数字を当てはめ、計算してみてほしい。
将棋ファンの人口
上記はあくまで、週に1度以上将棋を指す、将棋を日常的な趣味にしている人の割合である。では、「将棋ファン」という広い括りではどうなるだろう。
この場合の「将棋ファン」とは、
- 定期的な将棋指し
- 非定期的な将棋指し
- 見る専門
と言ったところか。
まず、①と②を合わせた最低数は686万人。
これに「14才以下及び80才以上で年に1度以上将棋を指した人数」をプラス。
そして、更に③の人数を足せば、全体像が見えてくる。
のだが…。
代表的な見る将棋コンテンツと言えば「ニコニコ生放送の将棋チャンネル」や「AbemaTVの将棋チャンネル」、「NHK杯テレビ将棋トーナメント」辺りだが、視聴者の中には①と②の層も混ざっており、③のみを抽出することが出来ないのである。
この層は①&②以上に表に出てこない為、どうしたものか…。
それに、「14才以下及び80才以上で年に1度以上将棋を指した人数」も、どこを探しても見当たらない。。
解決策を持っている人がいれば、是非教えてほしい。
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