魅惑のベスト50！おすすめ『SF映画』ランキング【隠れた名作～定番/傑作】

SF映画とは？

どこからどこまでがSF映画？

SFに限らず、映画のカテゴリー分けは難しい問題です。

古今東西いろいろな分類方法がありますが、このページでは面倒なので基本的にウィキペディアのSF映画一覧に載っている映画をSF映画と定義しました。

(ウィキに載ってないけどどうしても入れたい！という作品も一部混入)

さらに、このランキングは純度100％私の好みでできています。

よって、SFについて語るとどこからか湧いてくる自称SFフリークの「あれが無いなんて分かってない」だの「こんなのが〇位とかありえない」だの「SFとはどうのこうの」だの「彼方のアストラはSFじゃない」などといったアホな忌憚のない意見については、

そんなん知らんわ

と先に言っておきます。

わたしは小さい頃からSF(小説＆映画)が大好きであり、これは私が「面白い！」「おすすめ！」「好き！」が満載のランキング。

誰が何と言おうとこれが(わたしの)正解。

異論のある方はあなたの好きなランキングをどこかで作ってください。

ちなみにわたしの好みは、

年代はおもに80年代以降で古典SF小説は好きだけど古典SF映画はそれほど…、日本の邦画よりアメリカなどの洋画派(でも英語は苦手)、巨匠と呼ばれる監督の作品からお前誰だよって作品までOK、テイストは戦争・戦闘シーン満載・アクション・近未来・クローン・宇宙人(エイリアン)・タイムトラベル(タイムリープ、パラドックス)・地球滅亡・コンピュータ(人工知能)＆テクノロジー・ヒーロー＆ヒロイン・モンスター・超能力・感動などなど色々食べる派。

また、シリーズものランクインは1作のみとし(スターウォーズとかエイリアンとかシリーズ全部入れるとゴチャゴチャする)、ベスト100は多すぎるので半分のベスト50にしました。

では、それでOKな方のみスクロールしてください。

※注意：たまにネタバレあり

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魅惑のベスト50！おすすめ『SF映画』ランキング【隠れた名作～定番/傑作】

おすすめSF映画ランキング 1位「プレデター」

【一言レビュー】

アメリカで1987年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演のSFアクション映画(20世紀フォックス配給)。監督のジョン・マクティアナンはこのあとダイ・ハードでブレイクしレッド・オクトーバーを追え!も手がける。出演者にはのちのミネソタ州知事ジェシー・ベンチュラやコマンドーでシュワちゃんと肉弾戦を繰り広げたビル・デュークやインディアンの血を引くソニー・ランダムなど肉体派俳優がゴロゴロなうえにアイアンマン3とかザ・プレデターの監督をつとめることになるシェーン・ブラックも。まずオープニングで謎のUFOから小型ポットが射出され地球へ降下。そして架空の国バル・ベルデにおいてシュワちゃん率いる特殊救助部隊が要人救助の名目で呼ばれる。ヘリから降りてくるシーン、歴戦の戦士たちって感じですごくカッコいい。再度ヘリに乗り目的地へ向かう一行、BGMはリトル・リチャードのLong Tall Sally。ノリノリ最高。無理矢理ついてきたディロンに対してはみんな冷たい態度でブレインなんて噛みタバコ噛んだあとの唾をブーツに吐きかける始末。降下ポイントが近づくとみんな真剣な表情に。プロだね。鬱蒼としたジャングルを歩いていた一行はヘリの残骸と皮を剥がれ木に吊るされた人間を発見。グリーンベレーのジム・ホッパーは待ち伏せを食うような奴じゃない…ではいったい誰にやられたのか？疑問を残しつつゲリラの村へ向かう。道中で足を踏み外し音を立ててしまうディロンはちょっぴり足手まとい。ゲリラの村に到着した部隊はシュワちゃんのド派手な奇襲を皮切りにゲリラたちを次々と倒していく。だが要人たちは全員殺されていた…。しかし作戦は成功だと喜ぶディロン。そう、ダッチたちに伝えた任務はウソであり本当はゲリラ壊滅が目的だったのだ。激昂するダッチに対してディロンは兵士は使い捨ての駒と言い放ちアンナを捕虜として連れて行くと宣言。ヘリとのランデブーポイントへ出発する直前、ディロンはマックに呼び止められる。後ろを向くように言われ怪訝な顔をしながらも素直に後ろを向くディロンが少し可愛い。そこへマックがサバイバルナイフを首もとへ…驚き振り向くディロンだったがマックのナイフにはサソリがついていた。礼を言うディロンに良いってことよと返すマック。そのやり取りを見ていた謎の影…そいつはまるでカメレオンのように周囲の風景に溶け込みマックの声真似をするのであった。果たして謎の影の正体は…？出発した一行であったが途中でアンナが脱走。ちゃんと見ておけよディロン。ホーキンスがアンナに追いついたと思った刹那、悲鳴をあげ血しぶきを撒き散らす。ポンチョらが遅れて到着するもホーキンスの姿は無し。ポンチョが血のあとを辿るとそこにはホーキンスの内臓がむき出しの状態で置かれていた。死体はどこへ…？散開しホーキンスの死体を探すことに。ブレインが茂みの揺れに対しチェーンガンを構えるがそれは小動物だった。気が緩むブレインをあざ笑うかのように謎の攻撃が飛んできてブレインの胴体に大きな風穴があく…。倒れこむブレインに気付いた親友のマックが走り寄り、周囲と同化し目だけが緑色に光る謎の生命体を発見。いたぞぉぉ！いたぞぉぉぉぉ！と叫びつつマシンガンを乱射するマック。親友のブレインを殺された怒りと悲しみは大きいよね。帽子を脱ぎ捨てブレインの忘れ形見チェーンガンをぶっ放すマック。そんな広範囲に撃って仲間たちに当たらないのか心配になるけどきっとプロの特殊部隊だからお互いの位置はちゃんと把握してるんだよね？続々とほかのメンバーが到着し全員でぶっ放しタイム。すごい迫力と音。もしここにいたら間違いなく鼓膜破れてると思う。ひとしきり撃ち終わり静寂が戻るジャングル。見たんです…見たんです…と繰り返すマックはちょっと放心状態。ダッチとディロンがブレインの体にあいた風穴を確認し何の傷かな？まるでレーザーみたいだねと話し合う。その通りレーザー(プラズマキャノン)です。死体がどこにも無いと報告するポンチョ。ガッカリするダッチ。ちなみにあれだけ撃って謎の生命体に当たったのは1発だけでした。木のうえで傷の手当をする謎の生命体。光学迷彩装置を切り初めてあらわになったその姿は人間より二回り大きい体躯にカニのような醜悪な顔とドレッドヘアーが特徴的。治療キットで傷を治療するさい痛みと怒りに叫び声をあげる怪物。その声は遠くダッチたちにも響き彼らは眉をひそめるのであった。暑い夏になるとこの地方では昔から悪魔が出るというアンナの昔話を聞いたダッチはブレインの死体を盗みにくるであろう謎の敵(プレデター)をさまざまな罠で待ち伏せるべく部下たちに指示を飛ばす。罠を仕掛け終わり各自が配置へつくとマックはブレインの死体の隣に座り最後のお別れをする…。死体袋へスキットルを入れる場面はグッとくるものが。そのとき罠の一つが発動。いち早く現場にたどり着いたマックは暴れる生物と暗闇のなか格闘を繰り広げ相手の体に幾度となくナイフを突き立てる。仇をうったぞブレイン！…と思いきやそれはプレデターではなく猪。今夜は猪鍋か？とポンチョにからかわれたマックは嫌味な野郎だと悪態をつくのであった。あの大きさの猪を倒すだけでもかなり凄いけどね。みながマックVS猪に気をとられている間にブレインの死体が盗まれてしまった。罠を一つも作動させずにどうやって…？そうか木を伝ってきたんだと気付くダッチ。遅いよダッチ。次こそ仕留めてやると自分が囮となり罠の中心に向かいゆっくりを歩を進めるダッチ。そこへまんまとプレデターが現れ網にかかるもショルダープラズマキャノンですぐさま脱出し暴れまわる。勝ち目のないことを悟ったダッチは隊員たちに逃げるよう指示。次々に発動する罠の一つにかかってしまい重傷を負ったポンチョに肩を貸しつつ脱出ポイントへ急ぐダッチたちだったがマックがブレインの仇をとるまでは戻らないと単身プレデター退治へ向かう。一人にはさせられないとそれを追うディロン。ダッチから予備の銃を受け取るディロンの目は昔の輝きを取り戻していた。まあこのあとすぐ死ぬけど。マックと合流したディロン。プレデターを発見したマックはディロンへ挟み撃ちを提案し二人はそれぞれのポイントへ向かう。しかしマックはすぐさまプレデターに発見されプラズマキャノンを脳天へズドン。TV画面が真っ赤。そしてマックの死に気付いたディロンにも死神の抱擁が…素早い動きで迫るプレデターに対応できず片腕を失うディロン。最後の力を振り絞り銃をかまえるもドテッ腹をリストブレイドに貫かれ絶命。さよならさよならさよなら。ディロンの断末魔を聞いたダッチ・ビリー・ポンチョ・アンナは歩みを速めるがインディアン戦士ビリーが立ち止まりダッチたちに背を向ける。いわゆるここは俺に任せて先に行け状態。かっこいいよビリー。ベストを脱ぎ銃を捨てナイフ一本のみの装備でプレデターを待つビリー。自らの胸にナイフで傷をつけ決死の覚悟とこれからの激闘を予感させるビリー。インディアンの誇りを見せてくれビリー！…戦闘シーンは一切無くビリーの断末魔のみで終了。ダッチの次に強そうな雰囲気出してたくせにあっさりすぎて残念ビリー。自分たち以外は全員死んだことを悟った3人は歩みを止めプレデターを待ち構える。まずはポンチョがショルダープラズマキャノンであっさり退場。偵察以外活躍しなかったねポンチョ。生き残っても良かったのに。ポンチョの銃をアンナが拾おうとするがダッチが蹴り飛ばして阻止。そう、プレデターは武器をもっている者を襲うことに気付いたのだ。アンナを逃がしプレデターVSシュワちゃんのタイマン開始。しかしシュワちゃんと言えどプレデターにはまったく歯が立たず即座に逃走。逃げ回っているうちに高い崖から落ち湖へ転落するダッチ。あの高さから水に叩きつけられたら死ぬって。なんとか岸へ這い上がり木の根にすがりつくダッチ。追ってくるプレデターに絶体絶命の雰囲気…しかしプレデターはダッチに気付かず通り過ぎていった。何故だ…そうか泥か！ここでプレデターはサーモグラフィー装置でモノを見ていることに気付く。徐々にプレデターの生態を理解していくダッチは逆襲の準備を整えるのであった…。お手製の武器を作り罠を張ったダッチは暗闇のなか火事をおこしプレデターをおびき寄せる。武器がマシンガンから木のヤリ＆弓矢へ。一気に原始的になったけどシュワちゃんの肉体美はこのほうが映えるかも。現れたプレデターへ火薬を詰めた火矢を射るダッチ。火事でサーモグラフィーを使えないプレデターを翻弄するが地力の差は大きくすぐに劣勢に。筋肉もりもりマッチョマンでもプレデター相手はさすがにキツイ…。しかしこれもダッチの作戦のうち。逃げるふりをしつつ罠を仕掛けた場所へプレデターを誘導する。上手く誘導できたと思いきやあと一歩のところで罠に気付くプレデター。野蛮っぽく見えるけど地球より遥かに文明進んでる星の生物だからアホじゃない。煽って煽ってようやく罠にはめることに成功したダッチ。大きな木の幹に潰されたプレデターは虫の息。とどめに岩を振り下ろそうとしたダッチであったがプレデターの様子を見るともう戦いは終わったとばかりに岩を脇へ放り投げた。しかしプレデターは笑いながらコンピューターガントレットを操作。なにやらカウントダウンのような…？爆弾で自害する気か！？急いで逃げるダッチ。全速力で走るダッチの背後でコンピューターガントレットが大爆発を起こす。あの爆発の規模だとダッチも蒸発しちゃいそうだけどそこはシュワちゃんなので無事。爆発が収まり荒野となったジャングルにアンナを乗せた救助ヘリが到着。そこにはダッチが一人静かに佇んでいた…。　完

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